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ヘルシーコラム食事編

VOL.2
体脂肪を減らすための食事バランスのポイント
バランスのとれた食事を実践しようと思っても、「何を食べたら良いの?」と頭を悩ませる方も
少なくないはず。
そこで、難しいカロリー計算をしなくても、一日に必要な栄養素を過不足なく摂取するための
食生活のポイントをご紹介しましょう。
ポイント1 料理を組み合わせる時、図1のように「主食」、「主菜」、「副菜」、「汁物」の4品を揃えるように
します。
これに、果物とヨーグルトなどの乳製品をプラスすれば、よりバランスのとれた食事になります。
ポイント2 朝は「トーストに目玉焼き」、昼は「ご飯と豚肉のしょうが焼き」という具合に、前の食事で食べていない食品を選ぶようにすると、一日に必要な食品をまんべんなく食べることができます。また、料理を作る時の油に、「体に脂肪がつきにくい」特定保健用食品(トクホ)*なども上手に利用すれば、体脂肪を減らすのにより効果が期待できます。
ポイント3 お皿の中身に気を配ることも大切ですが、1日3回決められた時間に食事を取って、
体のリズムを整えることも忘れないようにしたいですね。
図1 主食、主菜、副菜、汁物の4品が揃った献立

● 主菜
肉、魚、卵、大豆製品などのたんぱく質が豊富なおかず。
筋肉や骨、ホルモンなどの材料となり、基礎代謝の低下を防ぐ。体力や免疫力の維持に不可欠。[豚のしょうが焼き] ● 副菜
野菜やキノコ、海藻、いものおかず。できるだけ多くの種類をそろえましょう。美肌作りや便秘予防に有効。肥満や生活習慣病に欠かせない。[きゅうりとワカメの酢の物]
● 主食
ごはん、パン、麺類などの炭水化物が中心の食品。日々の活動を支えるエネルギ−源。不足すると疲れやすくなり、脳のための大切な栄養素。[ご飯] ● 汁物
野菜やキノコ、海藻、いものおかず。できるだけ多くの種類をそろえましょう。体調維持に欠かせにビタミンやミネラル、水分の供給源。野菜、キノコ、海藻、イモなどで具だくさんにした味噌汁やスープ。[豆腐となめこのみそ汁]

*特定保健用食品:「体に脂肪がつきにくい」など、健康の維持増進に役立つ特定の保健機能が、
消費者庁から認められた食品。
特定保健用食品ロゴ
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