ヘルシーコラムTOPへ戻る

ヘルシーコラム食事編

VOL.3
基礎代謝をアップし、体に脂肪をためない食事をしよう!
体脂肪を減らしたいからといって、極端に食事量を制限してしまうと、体は消費エネルギーを減らそうとして、
生命維持に必要な最低限のエネルギー=「基礎代謝量」が低下します。食事量を減らすより、上手に食べて基礎代謝を高めるほうが効率的です。
基礎代謝量は、同じ体重でも筋肉量が多い人ほど高いため、筋肉の材料となるたんぱく質をバランスよくとり、
適度な運動をして筋肉量を増やすことが大切です。
基礎代謝をアップし、食べたものが燃えやすい体を作る食事のポイント
ポイント1 筋肉の材料となるたんぱく質をバランスよくとる。
たんぱく質を豊富に含む食品には、肉や魚、卵、大豆製品、牛乳・乳製品などがあります(表1)。これらの食品をまんべんなく一日の献立に取り入れると、しなやかな筋肉作りに役立ちます。
ただし注意したいのは、たんぱく質の豊富な食品には脂質も多く含まれていること。
肉や魚を選ぶ時には、ヒレ肉やモモ肉、タラやタイなどを選んで、焼く、蒸すなどの調理法によって余分な脂質を取り除くなどの工夫をすると良いでしょう。
 
ポイント2 エネルギーに変えるのを促進するビタミンB2 、ビタミンB6を積極的にとる。
たんぱく質や脂質の代謝を促すビタミンB2(レバー、納豆、牛乳、卵等)やビタミンB6
(鶏胸肉、サケ、サバ、マグロ、玄米、そば、さつまいも、キウイ、パイナップル等)の豊富な食品を積極的にとれば効果的です。

表1 成人女性が一日に必要なたんぱく質の目安量
おすすめメニュー
[1] 脂身の少ない素材を使った一品
    ⇒鶏ささみとスナップエンドウの炒めもの
[2] ビタミンB2やB6の豊富な食材を使った一品
野菜たっぷりクラムチャウダー
材料(4人分)
アサリ(殻付) 500g
ニンジン 1/2本
いんげん 10本
玉ねぎ 1/2個
しいたけ 3枚
さつまいも 80g
ヘルシーリセッタ 大さじ1
3カップ
ホワイトシチュールウ 100g
牛乳 1カップ
塩・こしょう 各少量
エネルギー(1人分) 277kcal塩分(1人分) 3.6g調理時間 20分  
作り方
1 アサリは砂ぬきして、水気を切る。ニンジン、いんげん、玉ねぎ、シイタケ、さつまいもは5mm角に切る。
2 鍋でヘルシーリセッタを熱し、[1]の野菜をよく炒め、アサリを加えて全体に油を
まわす。
3 水を加えて煮立ったら弱火で煮込み、火をとめてルウを割り入れ、弱火で軽く煮込む。
4 牛乳を加えて塩・こしょうで味を調える。
目次へ戻る