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ヘルシーコラム食事編

VOL.17
今年こそ、体脂肪を3キロ減らしたい!その(1)
年末年始の暴飲暴食、新年会の連続で、お腹周りの脂肪や体重が増えてしまった人も少なくないはず。
食事を抜いたり、単品だけで食事を済ませていては、長続きせず、むしろ減量前よりも体脂肪が増えてしまうことになりかねません。
3ヶ月で、今より3キロ体脂肪を確実に減らし、リバウンドを防ぐための食生活のポイントを3回にわたってご紹介しましょう。

ポイント1 なぜ、体脂肪を減らしたいのか、理由を明確にしましょう
減量に成功している人の多くは、体脂肪を減らすための理由が明確です。「若い頃に買ったジーパンがはけるようになりたい」「腰痛を和らげたい」「ゴルフが上手くなりたい」など。そこで、減量を始める前になぜ、体脂肪を減らしたいのか、今一度理由を明らかにすることから始めてみてはいかがでしょうか。
 
ポイント2 体脂肪を減らすためには、「1日約250kcalマイナス」と覚えましょう。
画像 1ヶ月につき体脂肪を1キロずつ減らすためには、日常生活のなかで1日約250kcalエネルギーを減らす必要があります。食事と運動のどちらかだけでエネルギーを減らすよりも、両方を組み合わせた方が、無理なく確実に体脂肪を減らすことができます。  
例えば、軽いジョギングを30分程度取り入れ、ビール大瓶1本を中瓶1本程度に抑えれば250kcalマイナスです。思い通りに実行できない日もありますが、ここで大切なことは、無理をせず、個々のライフスタイルに合わせて長く続けられる方法を見つけることです。
  約250kcal分の食品重量の目安&運動量の目安
  画像:約250kcal分の食品重量の目安&運動量の目安
ポイント3 ご飯抜き(低炭水化物)は、かえって太る!
体脂肪や体重を減らそうとして、ご飯などの主食を抜く人を見かけますが、リバウンドの原因につながりやすいため注意が必要です。減量中でも、脳の唯一の栄養素であるぶどう糖の材料となるご飯は、1日茶碗2杯半ぐらい(女性は小盛り)は食べるようにしましょう。
カロリーを控えたい場合は、白米よりも低カロリーの玄米を利用したり、食物繊維が豊富で満腹感が得られやすい雑穀米や麦、きのこ、ひじきなどを白米と混ぜて炊くのもお勧めです。
画像:低カロリーで満腹感が得られやすいご飯
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