日常生活の中で、食べた油の量を正確に量ったり、脂肪酸のバランスを考えながら食事をすることは現実的には不可能です。
そこで、油を上手に摂れる食事をするためのヒントをいくつかご紹介しましょう。
パンやパスタに比べて脂質の少ないご飯を中心とした和食であれば、油の摂り過ぎを防ぎながら、バラエティーに富んだ肉や魚料理などを楽しむことができます。
ついつい、料理に使う油ばかりを気にしがちですが、食品に含まれている油=「見えない油」にも注意が必要です。
例えば、アップルパイ1切れ(100g)には、17.5gの脂質が含まれています。
料理をおいしく、腹持ちをよく仕上げるためには、油は不可欠です。
テフロン加工のフライパンなどを使うと必要以上の量を使わずに
おいしく仕上げる事ができますね。
天ぷらを「体に脂肪がつきにくい健康オイル」やなたね油(キャノーラ油)にごま油を混ぜて揚げる、ドレッシングにはオリーブオイルを使うという具合に、料理に合わせて、植物油を使い分けると、脂肪酸バランスがとりやすくなります。
また、「すき焼き」は、肉を牛脂で焼きますが、牛脂を植物油にかえるといったことでも、脂肪酸のバランスを調えることができます。 |