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ヘルシーコラム食事編

VOL.24
こんな時どうしたらいいの?B お酒の量を減らすことができません。
お酒が好きで、ついつい毎日飲み過ぎてしまう…健康的にお酒を楽しんでいくためにも、お酒と上手に付き合っていくポイントを考えてみましょう。

◆お酒は適量が大切なワケ
お酒にはリラックス効果やアセトアルデヒドという物質によって血管が拡張して、血行をよくするプラスの一面もあります。しかし、これはあくまでも適量を心掛けている場合で、それ以上飲み続けると、高血圧や動脈硬化症等、様々な生活習慣病の原因になります。
アルコールの適量の目安
 

ビール

ワイン 日本酒 焼酎(25度) ウィスキー
1日の適量(純アルコール20g) 1缶
(500ml)
グラス2杯
(200ml)
1合弱
(160ml)
0.5合強
(100ml)
ダブル1杯
(60ml)
エネルギー(kcal)

200

146

172

146

142


◆体をいたわる飲み方
1 必ず水を一緒に飲む
水を一緒に飲むことで、血液中のアルコール濃度が薄まり、肝臓や胃の負担を抑えることができます。また、水をはさんでペースを抑え、ゆっくりとお酒を楽しむこともポイントです。
2 休肝日を設ける
毎日お酒を飲んでいると胃や腸の粘膜が荒れた状態になります。毎日お酒を飲む人に比べて、休肝日を設けている人の方が肝臓病の予防に効果があることも明らかになっています。疲れた臓器を回復させるにも、まずは「週に1日」休肝日を作ってみてはいかがでしょうか。

◆おつまみも大事
お酒と同じくらい気をつけたいのが「おつまみ」。
おつまみはカロリーオーバーに気をつけるだけでなく、二日酔い予防にも食べる内容はとても大切。胃腸の粘膜を保護し、肝臓の働きを助けるたんぱく質を摂るようにしましょう。お酒を飲む前に牛乳を飲んだり、チーズを一切れ食べたりするのもおすすめです。
また、二日酔いの原因でもあるアセトアルデヒトの分解に必要なビタミンC(パプリカ、ブロッコリー、かぶ、レモン等)やビタミンB1(豆腐製品や魚)も摂るようにしましょう。
お酒を飲む時におすすめの一品は、VOL.10「夜 9時過ぎごはん〜自宅でお酒と共に楽しむ〜」を参考にしてみてください。

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