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汗をたくさんかくと、ダイエットになるの?

 サウナでたっぷりと汗をかいた後、「体重が落ちた」と喜ぶ人を見かけます。また、「水を飲むと太る」といって、水分をとらないようにしている人がいますが、これらの方法は、果たしてダイエットになるのでしょうか?


● 減量は体の水分ではなく、脂肪を減らすこと
サウナに入って体重が減るのは、汗として体から水分が抜けるためであって、体の脂肪が減っているわけではありません。水を飲んだり、食事をすれば、体重はまた元に戻ってしまいますので、体重計の小さな数字の動きだけに一喜一憂せず、バランスのとれた食生活と運動で体脂肪を減らすことに目を向けることが大切です。


● 水を飲むと太るというのは間違い
私たちの体には、通常で1日約2.5lの水分が出入りしています。摂取する水分には、食事や飲み物、体内でつくられる代謝水などがあります。一方で、同量の水分が尿や便、汗として排出されます。水の持つエネルギーはゼロなので、飲み過ぎて太るということはありません。むしろ、ダイエット中は食事からとる水分が減り、便秘の原因になったり、脱水症状を引き起こす危険があるため、積極的に水分をとるようにしたいですね。

● 「水太り体質の人は新陳代謝を良くしましょう」
長時間の立ち仕事をしたり、慢性的に運動不足の人の中には、体に余分な水分が溜まりやすい「水太り」体質の人がいます。そのような人は、冷たい飲み物などを控え、発汗につながる運動を取り入れると、新陳代謝が良くなり、脂肪の燃焼効果も期待できます。