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ダイエットに活用しよう!⑤ コーヒー

「朝の目覚めに一杯」、「残業の合間に一杯」と、さまざまな場面で飲まれているコーヒー。コーヒーに含まれるカフェインやポリフェノールには、眠気覚ましなどの興奮作用のほか、運動能力の向上、生活習慣病の予防に効果があることが明らかになっています。
コーヒーの効能と、ダイエットに上手に取り入れるためのポイントについてご紹介しましょう。


● コーヒーの栄養と主な成分
 コーヒーは、ビタミンやミネラル、脂質、糖質、たんぱく質などはほとんど含まず、100ml当たりのエネルギーは、わずか4キロカロリーです。また、最も特徴的な成分であるカフェインは100ml当たり60mg含まれており、これは、紅茶の2倍、煎茶の3倍、コーラの6倍にあたります。さらに、特有の香り成分や苦味物質の他、ポリフェノール化合物のクロロゲン酸なども多く、健康との関係が注目されています。


● コーヒーとダイエット
 コーヒーに特有の香り成分や苦味物質には、自律神経の働きを促し、脂肪の代謝を高める効果が認められています。また、コーヒーに含まれるカフェインには、中枢神経を刺激し、長時間にわたる運動で生じる疲労をやわらげる働きがあるため、運動前にコーヒーを飲めば、ダイエット効果が期待できるかも知れません。最近の研究によると、習慣的にコーヒーを飲む人は、耐糖能の悪化(血糖値が上がりやすくなる)を防ぐことが報告されており、糖尿病の予防にコーヒーを上手に取り入れるのも良いかも知れません。


● コーヒーの活用方法
 ダイエットや糖尿病の予防を期待してコーヒーを飲むのであれば、言うまでもなく砂糖やミルクなしのブラックがお勧めです。1日の目安量は特に示されていませんので、食後や運動前、仕事の合間にリフレッシュを兼ねて、1日3〜4杯程度のコーヒーを楽しんでみてはいかがでしょうか。