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生活のリズムが不規則なシフト勤務、ダイエットで気を付けることは?

 昼夜交代で働くシフト勤務の人は、もともとヒトの持つ生体リズムとずれた生活を送るため、肥満はもちろんのこと、心身のさまざまな不調が生じやすいと考えられています。その一方で、不規則なシフト勤務の人にとって「望ましい食生活」は、まだ不明な点も多く、具体的な対策は示されていません。そこで、シフト勤務の人が、少しでも体に負担をかけずに栄養のバランスを向上させるためのヒントをいくつかご紹介しましょう。


● 一日の始まりはバランスのとれた食事が基本
起床時間が昼であっても夕方であっても、出勤前は活力源となるごはんやパンなどの炭水化物と、代謝を活発にする肉や魚、卵、豆腐などのたんぱく質、そして、体の機能を円滑にする野菜や果物などのビタミンやミネラルを欠かさず揃えるようにしましょう。例えば、トーストにハムエッグ、サラダ、あるいは、ご飯に納豆、野菜たっぷりのけんちん汁であれば、体のスイッチが仕事モードに切り替わるはずです。

● ストレスに負けない食品を積極的にとる
もともとひとに備わった生体リズムと逆の生活をすることは、肉体的にも精神的にもストレスを強いることになります。ストレスは肥満や生活習慣病、老化とも深くかかわっているため、不規則なシフト勤務の人ほど、ストレスに負けない食品をしっかり補うよう心掛ける必要があります。これらの食品は、色の濃い野菜や果物、植物油、ナッツ類、赤ワイン、緑茶などです。

● 菓子類は控えめに
菓子パンやスナック菓子、チョコレートなどを夜中につまんだり、食事代わりにしてしまう人も少なくないようですが、これらの食品は一般的に食塩、砂糖、脂肪が多く、体に必要なたんぱく質やビタミン、ミネラルはほとんど含まれません。ひとの体は、夜中に脂肪を合成しやすいようにできているため、夜間に口にするものは、ヨーグルトや果物など、栄養価の高いものを選ぶようにしましょう。