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体脂肪の基礎知識

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コレステロールって何?

「コレステロール」と聞くと、「体に悪い」「極力少なくした方が良い」 など、否定的なメージを持つ方も少なくないのではないでしょうか。コレステロールは、細胞膜やホルモンなどを作る材料となり、生命維持になくてはならない成分です。
一方、コレステロール値が高いと血管がかたくなり、動脈硬化の原因につながります。減量をしながら、血液中のコレステロール値を上手にコントロールするための食生活のポイントについて考えてみましょう。


● 血液中のコレステロールと特徴
コレステロールには、
(1)血液中の余分なコレステロールを全身から集めて肝臓に戻すHDL(善玉)
(2)肝臓で作られたコテステロールを全身の細胞に運ぶLDL(悪玉)
があります。また、コレステロールとは別に貯蔵エネルギーとして中性脂肪と呼ばれる脂質が血液中にはあります。


  特 徴
LDL-コレステロール 増え過ぎると動脈硬化の原因になる
HDL-コレステロール 血管内に余分なコレステロールが溜まりにくい
中性脂肪 中性脂肪が増えるとHDLが減り、中性脂肪が減るとHDLが増える

● コレステロールを上手にコントロールする食生活
高コレステロール血症などの病気は、遺伝や体質などいくつかの原因が重なって現れますが、8割以上は運動や食生活といった生活習慣が大きく影響しています。食生活では、次の3つの項目に注意してみてください。


1. 自分に合ったエネルギー摂取量の範囲内で食事をしましょう (Vol.01参照
糖質や脂質の摂り過ぎは、エネルギーの過剰摂取につながり、肥満や高中性脂肪血症、高コレステロール血症の要因になります。


2. 油は中身に気を配って楽しみましょう
脂身の多い肉やバターを減らして、サンマやイワシなどの青魚を積極的にとる。そして、植物油は料理に合わせて適量楽しむと、覚えておきましょう。また、体に脂肪がつきにくい健康オイルコレステロールを下げる健康オイルを利用するのもおすすめです。


3. コレステロールを下げる食品を積極的にとりましょう
食物繊維の豊富な食品:野菜・きのこ・海藻・芋・果物
不飽和脂肪酸の豊富な食品:植物油、健康オイル、青背の魚
大豆たんぱく質・イソフラボン:大豆・大豆製品(豆腐、納豆等)