体脂肪の基礎知識

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低炭水化物ダイエットは効果的? - - Vol.27 -
急激なダイエットの問題点 - - Vol.26 -
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ダイエットに活用しよう!⑩
いも類 - - Vol.23 -
ダイエットに活用しよう!⑨
低GI食品 - - Vol.22 -
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今、アメリカで最も効果的なダイエット法とは?
その② - - Vol.13 -
今、アメリカで最も効果的なダイエット法とは?
その① - - Vol.12 -
コレステロールって何? - - Vol.11 -
朝食抜きは肥満のもと! - - Vol.10 -
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カロリーの高い食事を
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汗をたくさんかくと、
ダイエットになるの? - - Vol.07 -
ところで、カロリーって
いったい何? - - Vol.06 -
GI (Glycemic Index)って何? - - Vol.05 -
女性ホルモンとの
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あなたのダイエット法は
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減量中の停滞期の
乗り切り方 - - Vol.02 -
やせ過ぎだって、
いけません - - Vol.01 -
肥満やメタボが、
なんでいけないの?
「コレステロール」と聞くと、「体に悪い」「極力少なくした方が良い」 など、否定的なメージを持つ方も少なくないのではないでしょうか。コレステロールは、細胞膜やホルモンなどを作る材料となり、生命維持になくてはならない成分です。
一方、コレステロール値が高いと血管がかたくなり、動脈硬化の原因につながります。減量をしながら、血液中のコレステロール値を上手にコントロールするための食生活のポイントについて考えてみましょう。
● 血液中のコレステロールと特徴
コレステロールには、
(1)血液中の余分なコレステロールを全身から集めて肝臓に戻すHDL(善玉)
(2)肝臓で作られたコテステロールを全身の細胞に運ぶLDL(悪玉)
があります。また、コレステロールとは別に貯蔵エネルギーとして中性脂肪と呼ばれる脂質が血液中にはあります。
特 徴 | |
---|---|
LDL-コレステロール | 増え過ぎると動脈硬化の原因になる |
HDL-コレステロール | 血管内に余分なコレステロールが溜まりにくい |
中性脂肪 | 中性脂肪が増えるとHDLが減り、中性脂肪が減るとHDLが増える |
● コレステロールを上手にコントロールする食生活
高コレステロール血症などの病気は、遺伝や体質などいくつかの原因が重なって現れますが、8割以上は運動や食生活といった生活習慣が大きく影響しています。食生活では、次の3つの項目に注意してみてください。
1. 自分に合ったエネルギー摂取量の範囲内で食事をしましょう (Vol.01参照)
糖質や脂質の摂り過ぎは、エネルギーの過剰摂取につながり、肥満や高中性脂肪血症、高コレステロール血症の要因になります。
2. 油は中身に気を配って楽しみましょう
脂身の多い肉やバターを減らして、サンマやイワシなどの青魚を積極的にとる。そして、植物油は料理に合わせて適量楽しむと、覚えておきましょう。また、体に脂肪がつきにくい健康オイルやコレステロールを下げる健康オイルを利用するのもおすすめです。
3. コレステロールを下げる食品を積極的にとりましょう
・食物繊維の豊富な食品:野菜・きのこ・海藻・芋・果物
・不飽和脂肪酸の豊富な食品:植物油、健康オイル、青背の魚
・大豆たんぱく質・イソフラボン:大豆・大豆製品(豆腐、納豆等)