ダイエット向きの低カロリー食品として知られるこんにゃくには、どんな成分が含まれているかご存知ですか？こんにゃくを肥満防止に役立てるためのポイントについてご紹介しましょう。

● ダイエットと生活習慣病の強い味方
　こんにゃくは、成分の9割以上が水分です。100g当たり7kcalと極めてカロリーが低く、原料となるこんにゃくいもに含まれるグルコマンナン（水溶性食物繊維）には、腸内で余分な栄養素や有害な物質を排泄する作用があります。例えば、コレステロールの吸収を抑制する、血糖値の急激な上昇を抑える、食塩のナトリウムを体外に排泄するなど、生活習慣病の予防に効果を発揮しています。また、満腹感が得られるのも、こんにゃくがダイエットに良いと言われる理由の一つでしょう。

● 女性にとって嬉しい食材
　こんにゃくいもの粉末に、水や水酸化カルシウムを加えて作るこんにゃくには、100g当たり68gのカルシウムが含まれます。ダイエット中は、とかく食事の量が少なくなりがちですが、こんにゃくを上手に食生活に取り入れれば、カロリーを抑えながら、便秘や骨粗鬆症の予防に有効なカルシウムと食物繊維を補うことができます。

● こんにゃくは栄養価の高い食品を組み合わせて
　カルシウムと食物繊維に富むこんにゃくには、良質のたんぱく質を含む肉や魚、卵、大豆製品、ビタミンやミネラルの豊富な野菜や海藻類などを組み合わせるのがオススメです。また、こんにゃくには、他の食材の味を吸収する特徴があるため、おでんや煮物などにすると、食材の旨みを味わいながら独特な食感を楽しむことができます。

こんにゃく＆健康オイルで、ヘルシークッキング
・セロリとこんにゃくの和え物：（レシピはこちら）

・けんちん汁：（レシピはこちら）